
面接官と一口に言っても、やはりその人それぞれに個性というものがあります。 ですから面接官によって、同じ応募者であってもその人への評価が多少なりとも違ってくるのは仕方のないことでしょう。 しかしそんな面接官それぞれの陥りやすい傾向というものを理解すれば、それを逆手にとって採用へ有利に働かせることも可能なのです。
面接官の中には、応募者の一つの特性だけを見てその人物の全体像をイメージとして形成してしまう傾向にある人もいます。 たとえば面接の入室の際に、元気よくあいさつのできる人は積極的で行動力があると判断してしまうといった感じです。
ですからもしひとつひとつ確実にきちんと仕事をこなすような人材を求めているようなところに応募するのであれば、面接の際誠実な態度でアピールするよう心がけてみたり、あるいは書類を丁寧に綺麗な字で書いてみるだけでも効果があるでしょう。
要するに、応募企業が求める人材というものを正確に理解し、それに合わせて態度や服装など面接官に与える第一印象を計算し、自分を演出すると効果的であるということです。 また応募者に対してよっぽどの強い印象を抱かない限り、その人の能力や人物に対する評価を「平均的」であると判断する傾向にある面接官もいます。
逆にいえばそのような面接官に対しては、少しでも「良い」という印象を与えることができると、高い評価につながり他の応募者と差をつけることができるということになります。 そのためには、まず面接官の質問に対して的確で簡潔な、的を絞った回答を心がけましょう。
そして答え方に関しては、できるだけ先に結論を述べ、そのあとにそれに関して補足をするというように答えることができると、面接官に強い印象を与えることができるでしょう。
応募者に対する評価を下す際、その人の前に面接を行った応募者の影響を受けてしまう面接官もいます。 あるいは客観的な判断ではなく、その面接官自身の価値観でその人を必要以上に高く、あるいは低く評価してしまうような傾向にある面接官もいるでしょう。
そのような場合は面接官の話をよく聞き、その場の空気を上手く察知して、面接官の望んでいることを上手く読み取るようにしましょう。 また、ビジネスに関すること以外の趣味などの話題を大事にする傾向にある面接官もいます。
そのような面接官に対しては、会話の中から面接官が興味のありそうなことを見つけ出し、興味を示したらそのことについて話題を発展させていくといいでしょう。 趣味やその面接官との共通点などの話題が盛り上がって、評価が甘くなる可能性も高くなるでしょう。
